こんにちは、天野勝です。
2013年8月にすばる舎リンゲージ様より、「これだけ! KPT」という書籍を出版させていただきました。
Q&A形式で、内容を紹介、宣伝します。
Q&A
想定読者はだれですか?
5~10名ぐらいのチームを率いているチームリーダーです。「リーダー」というと、経営を率いる「偉大な指導者」的なイメージもあるようですが、そのようなリーダーは対象としていません。
ソフトウェア開発に限定した話ですか?
筆者としては、ソフトウェア開発に限定しないように書いたつもりではいます。ナレッジワーカーと呼ばれる人たちであれば、お役に立てるはずです。
この本を読むとどうなりますか?
チームリーダーとして、チームを育てる一つの手法が分かると思います。実際にチームが育つかどうかは、この本を読んだ人の行動次第になってしまいますが、行動を起こすきっかけにはなると思います。
そもそも「KPT」ってなんですか?
ふりかえりと相性の良い思考フレームワークです。Keep、Problem、Tryの3つの視点で、考えを整理します。チームで使うと、チームが自律的になり、改善が促進されるという効果もあります。
Amazonなどの書籍紹介では、「継続(Keep)」「問題点(Problem)」「挑戦(Try)」と紹介されていますが、これが定訳でしょうか?
実は、書籍の中では、状況に応じてちょっとずつ訳を変えています。個人的には、水越さんが考案した「継続」「不満」「努力」が、日本的で良いかなと思っています。
あえて「ふりかえり」とひらがなで表記する意図はなんですか?
「振り返り」だとちょっと固い感じがするというのと、「活動を振り返る活動」を指す言葉として「ふりかえり」と呼んでいます。
この本と「ふりかえりガイド」の違いはなんですか?
「ふりかえりガイド」はKPTを使ったふりかえり会の進行方法について説明していますが、この本はKPTの活用し方と、活用して成果を出すためのヒントまで話題を広げて書いています。
KPTについてもっと学ぶにどうすればよいですか?
永和システムマネジメントでは、KPTを使ったふりかえり会の進め方を学ぶ研修や、講演のメニューを用意しています。ぜひ、お問い合わせください。