今からちょうど 1 ヶ月前。2015 年 11 月 20 日・ 21 日にかけて、株式会社はてなさんの京都オフィスを会場として RailsGirls Kyoto 4th が開催されました。
弊社はスポンサーとして関わらせていただいたほか、@takkanm さんと わたし @yucao24hours がコーチとして参加させていただきました。

詳しい開催内容は、RailsGirls Kyoto #4 の開催報告ブログ でご覧いただけます。

RailsGirls って?

もはや説明不要なくらいに有名な RailsGirls ですが…

http://railsgirls.jp/

RailsGirls はその名前からもわかるように、初心者の女性を対象として Ruby On Rails (以下 Rails)を使った Web プログラミングを体験することで、そのたのしさを知ってもらうというワークショップです。
会場ではコーチと呼ばれる経験豊富な指導役と一緒に作業をすすめることができるので、プログラミング作業にまだ慣れていない方でも着実にこなしていけるのが特長です。

1日目

寒さも本番に差し掛かってきた 11 月 20 日。
19:30 をまわり、続々と参加者が集まってきます。

この日はインストール・デイと呼ばれる段階で、参加者はコーチといっしょに開発環境構築を行います。
rbenv や ruby-build, Homebrew などをインストールし、最後に rails をインストールして完了。どの参加者もトラブルに陥ることなく、無事にすべてのツールをセットアップできたようです。
参加者のみなさんが、翌日の作業をイメージしながらワクワクした表情で帰宅していくようすをみて、こちらも「よし、明日はがんばるぞ!」と思えました。

最後にスタッフ全員で明日の打ち合わせを軽く行って、この日は早々に解散。わたしもホテルに戻っていつもより早めに休みました。(作業に必死だったので写真がほとんどないんです!という言い訳をしておきます)

2 日目

明けて 21 日、いよいよ本番です。

9:00 開場・10:00 開始ということでふだんの仕事のときよりも早い時刻から(!)となりましたが、無事に会場入りしてスタート!

わいわい自己紹介

最初に行った自己紹介は、オーガナイザーひゃくぶさんの発案により「記者会見風自己紹介」をすることになりました。

メンバーがひとりずつ自分の名前と興味のあるものを書いた紙を持ち(上の写真が実際に使ったものです)、他のメンバーがそれを見ながら自由に質問をしていくというものなのですが、これがまたすごく盛り上がって、お互い初めてお会いしたとは思えないくらい打ち解けることができてすごくいい時間になったと思います。

アプリつくるぞ

RailsGirls ではあらかじめ用意された専用のチュートリアルにそって順番に開発作業をすすめていくのですが、このチュートリアル、全世界において幾度も開催されてきた RailsGirls でのフィードバックのおかげで、実行中に出る可能性があるエラーのほぼすべてに対して丁寧な対処法が記載されているのです。

次に同じ道を進む人たちが、よりスムーズに歩けるように道を整備していく。まさに OSS の精神そのもので、これは本当にすばらしい取り組みだなあと思います。先を歩んでいったみなさまに感謝感謝です。ありがとうございます。

作業中は終始真剣なまなざしで取り組んでいたみなさん。実際にアプリが動いたときやデプロイが完了したときにはそこここから「やったー!」「できた〜〜」という明るい歓声が聞こえてきていました。
わたしも、ペアを組んだ参加者のかたのアプリがデプロイできたときには思わずふたりでバンザイをしてしまいました。アプリをつくることのたのしさや喜びを改めて噛みしめることができて、参加できてよかったなあと感じました。

なお、スポンサー LT タイムには、@takkanm さんが弊社の紹介 LT を行いました(^^)

アフターパーティー

たのしいプログラミングの時間が終わってからは、みんなでおいしいお料理と飲み物を囲んでアフターパーティー♡

RailsGirls らしくとっても可愛らしくてキレイな食べ物ばかりで、食べるのがもったいないくらい。一日の疲れも癒やされるというものです。

今回のワークショップでたのしかったことや大変だったことだけにとどまらず、お互いのお仕事のことや趣味のことなどなど…たくさんおしゃべりして素敵な思い出づくりができました!

また、私事ながらこの日はわたしの誕生日だったのですが、ふとした雑談の中でこの情報をつかんだコーチの方々がなんとサプライズでバースデーケーキを用意してくださったんです!なんてあたたかいお心遣い…京都最高だ〜〜〜(本当にありがとうございます!)

参加してみて

エンジニアの世界はやっぱりまだまだ男性が多いので、RailsGirls のようなイベントは「プログラムってどんなだろう?」とちょっとでも思ってくれる女性にとってのはじめの一歩としてとても貴重な場であると思います。

何を隠そうわたし自身も 2013 年の RailsGirls Tokyo への参加がきっかけで永和へ入社することになったので、実際に Rails で仕事をしている人と参加者とが直接関わることができるという意味でも、こういったコミュニティ活動はまたとない出逢いの機会として今後もぜひ続いてもらいたいなという気持ちでいっぱいです。そのためにも弊社は(わたしも!)これからも全力でコミュニティに協力していきたいと思っています。

参加者のみなさんがとてもたのしそうにしている様子を間近で見て、”女性ならではの発想や女性が集まったときならではの明るいパワーは今後きっともっと活かされる場面が増えるのではないかな”、という期待を抱かずにはいられないくらい、眩しいエネルギーと笑顔に満ち溢れた素敵な会でした。
オーガナイザーのひゃくぶさんをはじめ、関係者のみなさま、素晴らしい機会に関わらせていただき本当にありがとうございました!

ちなみに弊社アジャイル事業部の女性エンジニアは今のところわたしひとり。Ruby / Rails での開発に興味のあるそこの貴女!Wantedly からのご応募、お待ちしております(•ө•)♡

Photo of “Friday Hug” taken by: @spring_aki

書いた人:@yucao24hours